FP2級試験終了から合格発表までは復習に時間をあてよう
資格試験って本当に疲れますよね。
私も久しぶりに試験を受けて、ドッと疲れた記憶があります。
試験日までは気が張って突っ走れたのに、試験が終わると知らぬ間に溜まっていた疲れが出てきて、体調を崩すタイプなのです。
風邪をひいたり、熱を出したりして・・・。
あなたはそんな経験ありませんか?
試験が終わったらしっかり休むのが大切ですよ。
さて、話は変わりましてFP2級の試験は1日がかりですが、合格発表は試験日から約1か月後にあります。
試験当日の夕方には模範解答がHPで公表されるので、すぐに確認ができるのですが、合格ラインギリギリの人は合格発表までハラハラしますよね。
今回は、試験終了から合格発表までにどのように過ごすべきかご紹介したいと思います。
自己採点は必ず行おう
先ほど申した通り、試験日の夕方には各試験団体で模範解答がHPに公表されます。
また、資格学校でも解説付きで解答を説明しているところがあります。
試験当日は試験で疲れていると思いますのですぐに確認しなくても良いのですが、なるべく早い段階で自己採点をしておきましょう。
合格ラインを超えていれば安心ですし、ギリギリの方もある程度自分がどうすべきかの目安がつけやすくなると思います。
まずは頭と体を休ませてからで良いので、ゆっくり休んでから自己採点をしてくださいね。
間違えたところを復習する
自己採点を行った結果、間違えた箇所があったかと思います。
間違えた箇所は必ず復習をしておきましょう。
復習をする際は、なぜ間違えたのかを明確にして復習すると効率的です。
試験ですので、ただ単に勉強不足で間違えたというものもあると思いますし、自分のミスで間違えたものもあると思います。
久しぶりの試験の場合は、緊張して問題を読み違えたり、解答用紙にマークをミスしてしまったと言うこともあるかと思います。
マークミスは合格発表まで分からないので分析のしようがありませんが、間違えた箇所の分析をすることは非常に大事です。
今後他の試験を受けるときに、自分が気をつける箇所となりますので、なぜ間違えたかまで分析しておくことをオススメしますよ。
また、間違えた箇所は次回同じような問題が出題されたときに、絶対に間違えないというぐらいまで復習しておきましょう。
合格した方ももちろん、惜しくも合格ラインに届かなかった方、ギリギリの方にもためになるやり方ですよ。
次の試験の準備を行おう
合格発表までは、次のステップアップのための勉強の準備にあてましょう。
勉強はまだ始めないで良いですが、次は何の資格を取ろうか考えるにはちょうど良い期間となります。
そのための情報収集やスケジュールの確認等をすることがオススメです。
合格発表があって、見事合格していたらすぐに勉強を始められるように準備しておくとスムーズに進めることができます。
まとめ
FP2級合格後も次のステップを考えている方は、合格発表までに勉強計画を立てることが良いです。
FP2級までで勉強は終わりと言う方は、復習だけはしておいたほうが良いですね。
せっかくFP2級まで取得するために頑張ったのですから、さらにその上を目指して頑張ってほしいです。
あたなたの資格勉強の参考になればと思います。
FP2級合格後は民間資格のAFPを取得すべきなのか
FP2級資格を目指している方は、FPに関してはかなり知識が深まっている方ばかりです。
会社で取得するように言われている方や、自己研鑽のためにFP3級からステップした方など理由は様々でしょう。
ただ、FP2級資格は誰でも受験できる資格ではないので、お金に関する知識も持ち合わせた人たちとなりますよね。
FP資格には国家資格と民間資格があることはご存知だと思います。
FP3級を持っておらず、FP2級を受験する方は民間資格のAFP認定研修を修了してからFP2級を受験している方が多いでしょう。
今回はFP3級から取得している方向けとなりますが、FP2級合格後にAFPの取得を目指すべきなのかを説明したいと思います。
民間資格AFPは必要ある?
FP2級を受験される方は、民間資格AFPのことをご存知だと思います。
FPのことを調べれば、FP技能士もAFP、CFPも嫌と言うほど出てきますからね。
皆さん初めに目指すのは、国家資格であるFP技能士の取得ですよね。
FP2級まで合格すれば、AFPを取得する条件を一部満たすわけですから、当然AFPも取得しようかなと思うはずです。
FP技能士とAFPの違いについては、以下で説明していますので読んでいただければと思います。
はたしてFP2級に合格したら、AFPも取得したほうが良いのでしょうか。
こちらについては、意見様々分かれると思いますが、置かれている状況にって異なると思います。
ちょっと簡単に紹介しますね。
もっとお金のことを勉強したい方
AFPの最大のメリットと言えば、取得後も継続してFPの勉強をして行けるということが挙げられます。
国家資格のFP2級は、一度合格すれば一生涯有効な資格となります。
一方、AFPは取得後も継続して勉強する必要があり、資格の更新も必要となります。
すなわち、FPとしての知識を常に最新に維持できると言うことですね。
これは、お金ことについてもっと勉強したい方にとっては、非常にメリットがあります。
さらにFPとしてステップアップしたいと考える方にも、AFPを取得することはメリットとなりますね。
FP2級資格取得が目標の方
FP3級、FP2級と合格してきて、これ以上のステップアップを望まない方は、特にAFPまで取得する必要はありません。
AFP取得すると年会費の支払う必要があるため、何かと費用の捻出が必要となります。
今後のステップアップを望まない方は、無理してAFPまで取得するメリットはあまり感じられないでしょう。
AFPを取得したけど、継続できなくて資格更新しなかったという人も一定数いますので、メリットを感じられないのであれば取得する必要は全然ないと思います。
まとめ
FP2級合格後に考えるAFPについてご紹介させていただきましたが、AFPに少しでも興味があるのであれば取得をしたほうが良いです。
「継続教育」と言うのは思いのほか有効ですし、対外的にもAFPを持っているとFPとしての評価が上がることも確かです。
取得してみて、魅力を感じなかったら資格更新しないという手もありますしね。
経験しないと分からないこともあると思いますので、迷われている方は一度AFPまで取得してみましょう。
民間資格AFPを効率的に取得する方法
FP資格を調べていると、国家資格と民間資格があることが分かると思います。
FP資格を取得したい方は、まずは国家資格を目指すと思いますが、民間資格も取得するとFPの知識がさらに深まると知っていましたでしょうか。
できれば、国家資格と民間資格の両方を取ると世間的にもFPとしての価値は高まることになります。
まずFPの民間資格としてAFPがあります。
AFPは日本FP協会が認定するFPとしての民間資格で、FP2級と同等のレベルであるといわれています。
と言うのも、AFPの資格取得条件にFP2級を合格しないとなりませんので、AFPを取得されている方は自動的にFP2級も取得しているとなるのです。
AFPの上位資格にCFPがあり、CFPは国際的にも通用するFPの資格となっています。
FPを目指す方は、民間資格のAFP、CFPを目指す方も多いのです。
今回は、民間資格としてのAFPの取得する方法をご紹介します。
AFP取得には条件がある
まず、AFP取得の条件を確認しておきましょう。
冒頭で簡単に触れましたが、AFPを取得するには国家資格のFP2級に合格する必要があります。
FP2級試験も誰でも受験できるわけではないので、特定の条件を満たした方のみとなりますので、AFP取得するのは結構ハードルが高いことになります。
AFP取得する条件はもう1つあり、日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了する必要があるのです。
まとめるとこうなります。
AFP資格取得要件
・2級FP技能士試験の合格
・AFP認定研修の修了
上記を満たすことで、AFP資格を取得することができるのです。
FP2級試験は誰でも受験できるわけではない
AFP資格取得の1要件である「2級FP技能士試験の合格」ですが、実はFP2級試験は誰でも受験できるわけではないのです。
FP2級試験の受験要件は以下の通りです。
FP2級試験受験要件
・FP3級合格者
・AFP認定研修の修了者
FP3級試験は誰でも受験でき、比較的簡単なので、時間に余裕がある、お金をあまりかけたくないと考える方にはおすすめのコースです。
FP2級試験受験要件の、AFP認定研修の修了者については、FP3級を合格していなくても、AFP認定研修を修了さえすれば、FP2級試験を受験できることになります。
そのため、AFPとFP2級を同時に取得できることが可能で、最短で両方の資格を取得することができるので、早くAFP資格を取得したい方にオススメのコースとなります。
AFP認定研修は2種類ある
AFP資格の取得で必要なAFP認定研修ですが、FP資格の取得状態によって、受講する研修が異なります。
FP3級、2級を取得していない方は、基本課程と受講することになり、長めの研修となっています。
一方、FP2級を合格している方については、技能士課程を受講することになり、短い期間での研修でAFPを取得することができます。
研修の費用も基本課程の方が高いので、費用を安く抑えたいという方は、FP3級合格→FP2級合格→AFP研修(技能士課程)修了→AFPという流れになります。
一方、早くFP2級、AFPを取得したい方は、AFP研修(基本課程)修了→FP2級合格→AFPという流れです。
時間が許すのであれば、FP3級からじっくりとステップアップするのがお勧めですね。
まとめ
民間資格のAFPの取得する方法はいかがでしたでしょうか。
自分が取得しているFP資格によって、取得する方法が異なりますので注意してください。
また、FP資格を取得していないが早くFP2級、AFPを取得したいという方は、AFP認定研修からのスタートとなります。
AFP認定研修は通信教育でも受講可能です。
オススメの通信教育はECCビジネススクールのFP通信講座。
FP2級の試験対策も兼ねており、費用も比較的安いのでオススメですよ。
FP2級合格後は民間資格にチャレンジ!AFP取得のメリット
FPには国家資格と民間資格が存在するのはご存知かと思います。
国家資格を取得できれば、晴れて「FP技能士」を名乗ることができます。
FP2級を取得した方は、されに民間資格のAFPを取得する方が非常に多いです。
なぜだか分かりますか?
それはお金の意識が高い人たちにメリットがあるからです。
今回は、FP2級後にぜひ取得していただきたい、AFPのメリットをご紹介します。
FPスキルを磨くならAFPを取得すべき
国家資格を取得したいのであれば、FP技能士の資格取得。
あなたはそこを目指して勉強してきたと思いますが、資格を取得して終わりで良いですか?
せっかくならば、資格を取りっぱなしにするのではなく、せっかく取得した資格のスキルを磨いていきたい、ブラッシュアップしていきたいという方はぜひAFPの認定を受けるべきです。
FPの知識は常に最新にしておかないと、法改正があると資格取得した時の知識が今では間違っているということが起こりえます。
そうなると信用はがた落ちですよね。
AFPを取得すると、毎月FP協会から会報誌が送られてくるので、常に最新の金融や経済の情報を入手できます。
FPとして必要な法改正などの情報も得ることが可能なのです。
継続教育で知識の有効性を担保
AFPの資格認定は有効期限があります。
資格の有効期限は2年間。
この2年間の間に、更新に必要な継続教育単位を取得しないとなりません。
せっかく資格を取得したのに、また勉強しないといけないのかと思われる方もいると思いますが、やはりFPは信用が第一なので最新の情報を常に把握しておかなければなりません。
継続して勉強する場を与えてくれるのは非常に重要なことなんですよね。
ちなみに、更新のために必要な単位を取得するには、継続教育テストを受けたり各地で開催される研修会などに参加することで単位が取得できます。
このようにして、「継続して教育できる」ということを提供してくるのもAFPのメリットの1つなのです。
さらに上位資格のCFPを目指すことも可能
AFPの上位資格にCFPがあります。
資格の位置づけ的には、AFPがFP2級相当、CFPがFP1級相当に該当します。
CFPもAFPと同じ、民間資格ですが、世界標準資格として国際的に通用する資格なのです。
CFPの取得の条件としての1つとして、AFPを取得しないとならないため、AFPを取得したらさらに上の資格を目指すことも可能となるのです。
まとめ
民間資格のAFPは、継続して知識を蓄積できる非常良い機会を与えてくれます。
FP2級を取得してそのまま放置するのではなくて、新しい知識、スキルを身につけるためにAFPを取得するのはいかがでしょうか。
FP1級を目指していなくても、AFPまで認定を受けるのはメリットがあります。
ぜひFP2級を合格されましたら、AFPまで取得してみてください。
FP資格と相性の良い資格を取得しよう!おすすめのダブルライセンス
FP資格だけでは、就職や転職に有利にならそう。
せっかくFP資格を取得したのだから他におすすめの資格は無いのかな。
こんなこと思ったりしませんか。
頑張ってFP資格を取得したのだから、その資格をもっと活かしたいですよね。
資格は世の中にたくさんあり、取得した資格と相性が良い資格も色々とあるのです。
FP資格と他の資格を組み合わせると、就職や転職に有利になったり、行える職種の幅も広がったりします。
自分の可能性を広げるためにも、ぜひとも他の資格を取得して、ダブルライセンス、トリプルライセンスを目指したいですよね。
今回は、FP資格と相性の良い資格をご紹介します。
ダブルライセンスのメリット
まずは、ダブルライセンスのメリットをご紹介します。
FP資格単体だけでは、就職や転職にあまり有利に働くことはありません。
FP資格をもっと確実に活かすために、FP資格と親和性の高い他の資格を取得することで、自分の可能性を広げることができるのです。
他の資格と言われると、また勉強することになりますが、すべて自分のために跳ね返ってくるのです。
難関な資格が多いですが、自分のやりたいこととマッチしているかを見極めて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業相手にコンサルティングをする資格となります。
FPも最近は中小企業相手にコンサルする場面が増えているので、中小企業診断士を取得することで企業の経営をコンサルする知識を得ることができます。
FP資格と中小企業診断士の資格で、どっぷり企業の経営コンサルに携わっていくというのも良いかもしれませんね。
中小企業診断士の合格率ですが、だいたい20%前後となっています。
FP試験のように中小企業診断士も試験範囲が広いので、合格するのは難しい試験の1つと言えます。
宅地建物取引主任者(宅建士)
続いておすすめなのが、宅地建物取引主任者です。
不動産の売買や賃借を行う場合は、重要事項の説明が必要となります。
その重要事項説明は宅地建物取引主任者でないと行うことができません。
いわゆる、その資格を取らないと行えない業務(独占業務)というものです。
不動産会社にはこの宅地建物取引主任者の資格保有者の割合が重要になってきますので、不動産会社に就職・転職したい方には有利な資格となります。
FPでもあり宅建士でもあれば、家を買いたい人は安心できますよね。
宅地建物取引主任者の合格率は15%前後となっており、難関資格となっています。
しかし、受験者数も多く、誰でも受験できるため、申し込んだけど勉強しなかったという人が多いのが実情です。
合格率程の難しさはないと考えています。
社会保険労務士(社労士)
社労士は企業の社会保険に関するエキスパートです。
企業の雇用保険、労災保険の手続き、従業員の年金、社会保険の手続きなど、企業と従業員の保険に関わる手続きを一手に担います。
社労士には独占業務もありますので、企業にはなくてはならない存在となりえるのです。
社労士の合格率ですが、7%前後。
非常に取得が難しい資格ですが、企業に対しては優位な資格となりますので、FPと絡めて取得する価値がある資格となります。
税理士
税務スペシャリストの税理士。
税理士も独占業務を持っており、税理士の資格がないと行えない業務があります。
企業向けでも個人向けでも納税者となりえるので、顧客がいなくなるということはありません。
税務のことの相談であれば税理士ということになるわけです。
FPの知識も含めれば、税務・会計の状況を把握したうえで、企業のトータル的なコンサルもできる状況になります。
税理士の合格率は、15%前後ですが、受験資格も条件があり、必須科目の5科目を6割以上得点することが必要となります。
1年で5科目を合格する人は少なく、合格するには計画的な勉強が必要になる資格となります。
まとめ
国家資格を中心に紹介させていただきましたが、民間資格を含めるとまだまだたくさん相性の良い資格があります。
資格となると合格するのが難しく、勉強に時間を割けないとならない状況となりますが、取得できれば就職、転職に有利になります。
また、企業内での地位の向上や独立してコンサルしていくという夢も広がっていきます。
お金に関わる仕事に就きたい方にお勧めの、ダブルライセンス。
あなたの可能性を広げるためにも、ぜひとも目指していただきたいです。