民間資格AFPを効率的に取得する方法
FP資格を調べていると、国家資格と民間資格があることが分かると思います。
FP資格を取得したい方は、まずは国家資格を目指すと思いますが、民間資格も取得するとFPの知識がさらに深まると知っていましたでしょうか。
できれば、国家資格と民間資格の両方を取ると世間的にもFPとしての価値は高まることになります。
まずFPの民間資格としてAFPがあります。
AFPは日本FP協会が認定するFPとしての民間資格で、FP2級と同等のレベルであるといわれています。
と言うのも、AFPの資格取得条件にFP2級を合格しないとなりませんので、AFPを取得されている方は自動的にFP2級も取得しているとなるのです。
AFPの上位資格にCFPがあり、CFPは国際的にも通用するFPの資格となっています。
FPを目指す方は、民間資格のAFP、CFPを目指す方も多いのです。
今回は、民間資格としてのAFPの取得する方法をご紹介します。
AFP取得には条件がある
まず、AFP取得の条件を確認しておきましょう。
冒頭で簡単に触れましたが、AFPを取得するには国家資格のFP2級に合格する必要があります。
FP2級試験も誰でも受験できるわけではないので、特定の条件を満たした方のみとなりますので、AFP取得するのは結構ハードルが高いことになります。
AFP取得する条件はもう1つあり、日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了する必要があるのです。
まとめるとこうなります。
AFP資格取得要件
・2級FP技能士試験の合格
・AFP認定研修の修了
上記を満たすことで、AFP資格を取得することができるのです。
FP2級試験は誰でも受験できるわけではない
AFP資格取得の1要件である「2級FP技能士試験の合格」ですが、実はFP2級試験は誰でも受験できるわけではないのです。
FP2級試験の受験要件は以下の通りです。
FP2級試験受験要件
・FP3級合格者
・AFP認定研修の修了者
FP3級試験は誰でも受験でき、比較的簡単なので、時間に余裕がある、お金をあまりかけたくないと考える方にはおすすめのコースです。
FP2級試験受験要件の、AFP認定研修の修了者については、FP3級を合格していなくても、AFP認定研修を修了さえすれば、FP2級試験を受験できることになります。
そのため、AFPとFP2級を同時に取得できることが可能で、最短で両方の資格を取得することができるので、早くAFP資格を取得したい方にオススメのコースとなります。
AFP認定研修は2種類ある
AFP資格の取得で必要なAFP認定研修ですが、FP資格の取得状態によって、受講する研修が異なります。
FP3級、2級を取得していない方は、基本課程と受講することになり、長めの研修となっています。
一方、FP2級を合格している方については、技能士課程を受講することになり、短い期間での研修でAFPを取得することができます。
研修の費用も基本課程の方が高いので、費用を安く抑えたいという方は、FP3級合格→FP2級合格→AFP研修(技能士課程)修了→AFPという流れになります。
一方、早くFP2級、AFPを取得したい方は、AFP研修(基本課程)修了→FP2級合格→AFPという流れです。
時間が許すのであれば、FP3級からじっくりとステップアップするのがお勧めですね。
まとめ
民間資格のAFPの取得する方法はいかがでしたでしょうか。
自分が取得しているFP資格によって、取得する方法が異なりますので注意してください。
また、FP資格を取得していないが早くFP2級、AFPを取得したいという方は、AFP認定研修からのスタートとなります。
AFP認定研修は通信教育でも受講可能です。
オススメの通信教育はECCビジネススクールのFP通信講座。
FP2級の試験対策も兼ねており、費用も比較的安いのでオススメですよ。