FPの資格勉強をするとどんなことが学べるのか FP試験に必要な6分野
今までの記事を読んでいただけた方はFP資格は実生活にも役立ちそうだなと分かっていただけたと思います。
まだ、読まれていない方はこちらを読んでくださいね。
FPは自分自身をコンサルティングできる資格!勉強して家計を見直そう - FP2級を独学で合格する方法
FPの勉強を始めようと思った方に向けて、実際どのような分野を勉強するのかご紹介しますね。
FPの勉強をすると、6つの分野の知識を習得することができるのです。
いずれも知っていて損がない、知らないと損するという分野ですので、しっかり勉強したほうが良いものばかりです。
お金の知識は、人から教えてもらえるものではありませんし、義務教育課程でも教えてもらえません。
自分から勉強しないと知らないことばかりなのですよね。
私もFPの勉強を始めて、初めて知ったことや、知っておいてよかったなということがたくさんありました。
とっつきにくい言葉なども出てきますが、勉強すれば意味も分かってきます。
経済のことも詳しくなったりしますので、途中であきらめずに頑張っていただきたいです。
それでは、FP試験の6分野いってみましょう。
FPに必要な6分野の知識
FPに必要な知識は以下の6分野あります。
試験を受けるには、その6分野を勉強していくことになるんです。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
いかがですか?興味のある分野はありましたか?
1つでも興味のある分野があれば、勉強としても入りやすいのですが、全て関りがない、分からなくても問題ありません。
1つずつこなしていけばよいです。
それでは、各分野の詳細を見ていきましょう。
ライフプランニングと資金計画
ライフプランニングというのは生活設計のことですね。
ここでは、キャッシュフロー表の作成方法や社会保険、年金、教育資金、住宅資金などについて学ぶことができます。
人によって人生は様々ですが、人生にはイベントが発生するものです。
結婚、住宅購入、出産、大学入学、等々。
その時のイベントに対して、どのように資金を準備していくかなど、包括的に学ぶことができるのです。
FPとしての一番基礎となる部分ではないでしょうか。
リスク管理
生命保険、損害保険、医療保険などいざというときに必要な保険について学ぶことができます。
国が準備している健康保険や公的年金などでは賄いきれない部分を保証するために必要となりますよね。
あなたも少なからず保険に加入していると思います。
自分に足りない保証を保険で補うことになりますが、なかには入りすぎてしまっていたり、足りなかったりすることがありますので、この分野を学ぶことで自分に合った保険を選ぶことができるようになります。
金融資産運用
最近は貯蓄より投資の流れに傾きつつあります。
銀行に預けてもわずかな金利のため、資産が増えていかないからですね。
ただし、何も知識がないまま投資してしまうと逆に大きな損失を被ることになりかねません。
経済指標の見方や金融市場の金利のしくみ、株式、債券などの金融商品の知識を身につけることでリスクの低い資産運用ができるようになるのです。
上手に投資する知識を学ぶことができます。
タックスプランニング
私たちの生活に欠かせない税金。
所得税、法人税、消費税、固定資産税など、様々な税があります。
機械的に支払いをしていますが、実は多く払いすぎていることもあるのです。
納めた税金が還付されることもしばしば。
知らないと損する分野ですね。
年末調整の意味や確定申告で納めた税金が戻ってくるしくみなど理解することができます。
賢く納税したいですよね。
不動産
不動産に関わる法律や税金、不動産投資や賃貸契約など、不動産に関わる知識を学ぶことができます。
家を購入した時の手続きや、賃貸の場合の手続きなど役立つ情報を学ぶことができますよ。
相続・事業承継
相続税、贈与税、遺言、遺産分割など、親族が亡くなったときの遺産配分や相続についてのことが学ぶことができます。
親から子どもへ資産をどのように移したらよいのかを学ぶことができますよ。
まとめ
FP資格の勉強するのに必要な6分野をご紹介しました。
仕事として他の人のためというよりかは、ご自身のためにという分野が多いと思いませんでしたでしょうか。
結構、自分のためになる資格がFPなのです。
「家計のホームドクター」、「お金のコンサルタント」と言われる職業というのがよくわかると思います。
ぜひ、FPの資格勉強をしてお金の知識を高めていただきたいと思います。